GAMEJUNKブログ

ゲームの紹介や雑談、感想などを書いてるブログです。

『転生スライム』読んだけどおもろいです。

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最近友人に転生したらスライムだった件というライトノベルがおもしろいと勧められたのでとりあえず1巻だけ読んでみました。

 

想像してたよりもハードカバーだったので少々お値段が張るなと思ったんですがまあ私は大人なのでキャッシュで買ってやりました。

 

感想を言うと想像してたよりすごく面白かったので結果全部揃えてやりましたよ。

 

もちろん大人なのでクレジットですが・・・。

 

ライトノベル自体はそんなに読まないんですが過去にガンパレード・マーチというタイトルの本を買ったくらいで、これはプレイステーション用ソフトの『ガンパレード・マーチ』のノベライズ版です。めっちゃハマったゲームなんで本が出てると知って買ったらアホほどシリーズがありました。3年ほど前に入院したことがありそのときに中古で揃えて病院で読んでました。

 

 

『転生スライム』これも略して『転スラ』と呼ぶみたいですけどいわゆる素人の投稿小説「小説家になろう」の作品らしく異世界転生モノ」です。

 

最近のライトノベルトレンドらしく本屋に行けばやたらライトノベルのカラフルな棚にいろんな人間が転生転生しとるみたいです。

 

 

私から言わせれば昔から多かったイメージですけどね。

 

 

漂流教室ふしぎ遊戯とか。アニメでも90年代のアニメはそんなアニメが多かったイメージがあります。

 

 

『かってに改造』の漫画でも思春期の男子は皆、女だらけの漂流教室に行きたい願望を持ってるという回があり、えらく共感しました。

 

 

みんな異世界行ってモテたいのです。

 

 

だからハイティーン向けのライトノベルはみんな異世界モノなんでしょう。

 

 

私はミドルエイジな大人ですが今でも異世界への希望は失われていません。

 

 

ただ昔みたいに純粋な冒険活劇を夢見るより、異世界へ趣き現世での便利グッズを使い利権発明特許のようなことで金持ちになりたいという願望になってしまった自分に薄汚れたなと感じます。

 

 

『転スラ』も異世界で冒険してモテモテ。というよりゲームの『シム・シティ』みたいな街作りがメインになってるような感想です。ゼネコン会社に勤めてた主人公が通り魔に刺されて死んでしまい何故かスライムとして2度目の人生を異世界で始める話で人間だった頃の知識でゴブリンの村をインフラ整備を初め衛生環境などを整え、人口を増やし発展させていき、異世界で王国を作るまでになるところは読んでいてもすごく好きなところです。

 

そんなわけですっかりハマってしまった私は今や「第2次異世界ブーム」が到来しています。

 

第一次はすでに10代の頃に通った道です。

 

妄想の中では常に私は異世界に漂流してましたから。

 

 

異世界行きて~なぁ・・・。そこそこでいいからモテててぇな~・・・。

 

 

今更『ニーア オートマタ』(NieR:Automata)

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私は古い人間なのであまり最近のゲームには食指が動かないんですがこの『ニーア オートマタ』(NieR:Automata)は普通にオモローかったです。

 

 

ストーリーは大雑把に言うと人類がいなくなった未来の地球で人類側にオートマータ(アンドロイド)が立ち、そこに侵略してきたエイリアンが機械生命体(ロボット)を製造し、それぞれ代理で戦争してる設定です。

 

 

ネタバレになりますが、おもしろいのがすでに人類もエイリアンもすでに死滅していいたという話。もはやそれがわかっていても自らの存在理由のために戦うのをやめられない人形兵士と反対に敵対してる人間に憧れや羨望、神格化する機械生命体という構図。

 

 

律儀に人間を上位に置いて忠誠を誓いアンドロイドとして振る舞う妙に人間臭いアンドロイド達と人間に近づきたいためにいろんな側(ガワ)だけ擬態しようとする機械生命体。

 

 

でもどちらも根本にあるのは人間に対する執着でもはや宗教みたいになっている。

 

 

TV-CMのキャッチコピーが「命もないのに、殺しあう」が示すように皮肉にも生命を持たない機械たちの闘争は人類史をなぞるように・・・そして両者が迎える結末とは・・・!?

 

 

まあこのニーアシリーズはドラッグオンドラグーンから続くバッドエンドナンバーで有名なシリーズでこの『ニーアオートマタ』も完全なディストピア物なので予想はついてたんですが以外にもラストは・・・!?

 

 

そしてニーアを語る上でやっぱり外せないのが音楽だと思います。

 

 

荒廃した世界観をきれいな音楽で緑のビル群を包み込む演出はめちゃくちゃ好みです。この音楽と映像だけでも買ってよかったと思わせてくれました。

 

 

 

それと機械生命体のパスカルおじさんの声が何故かやたら癒し系だったのであの最後は個人的に一番キツかった・・・。

 

 

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SIREN (サイレン)

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PS2用ソフト『SIREN (サイレン)』

 

怖い!

 

 

顔が怖い!

 

 

鉄砲撃ってくる警官が怖い!

 

 

看護婦が怖い!

 

 

鎌を持ってるジジイが怖い!

 

 

目から血を流すおばちゃんが怖い!

 

 

美浜奈保子が怖い!

 

 

宮田司郎が怖い!

 

 

CMが怖い!

 

 

方向音痴にはキツイ!

 

そんなゲームです。

 

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ファミコン『めぞん一刻』

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ファミコンめぞん一刻のゲームがあるんです。

 

めぞん一刻」といえばうる星やつららんま1/2高橋留美子先生が描くラブコメ漫画の金字塔と呼ばれる作品です。

 

 

アドベンチャー形式のゲームで原作の舞台同様に一刻館や駅や喫茶「茶茶丸」などを一刻館の管理人音無響子さんの捜し物を主人公の五代くんが住人たちの話を聞き、探索しながらストーリーを進めていくゲームです。

 

さすがのファミコンというべきか難易度が高い。

 

「みる」「はなす」「たたく」みたいな探偵ゲームみたいに様々な行動パターンを駆使しないと道が開けない上に一刻館の住人がとにかく邪魔をするので初見で早々に詰む

 

 

住人の邪魔を回避するためにとにかく食べ物やお金を貢がなければいけないがすぐに金が尽きる。しかも貢いでもすぐにまた邪魔しにくるので本当にうっとうしい。

 

一応セーブもできるがセーブスポットがトイレで建て付けが悪くいちいち「たたく」→「あける」→「トイレのドア」→「トイレに入る」の工程を毎回踏まなければならず煩わしい。

 

 

マイナス面を挙げればまあ結構なクソゲーかもしれませんが、プレイした感想は素直に面白かったんですよね。これが。

 

 

面倒な工程や住人の邪魔も慣れてくれば対処可能ですし助っ人の五代くんのおばあちゃんが来てからはお金の心配もなくなり攻略に専念できる。

 

 

不便さが不思議とクリアしてやりたくなる燃料に変わり気がつけばどっぷりハマってました。

 

 

あとファミコンの割にグラフィックが綺麗で結構原作のシーンも再現されててめぞんファンなら嬉しいと思います。

 

 

それに古いゲームなので今ではダメだろ表現というか完全に児童ポルノ違反に引っかかってもおかしくないグラがあったり6号室の朱美さんのスケスケネグリジェもちゃんと表現してたりと色々ギリギリアウトな物もあって時代を感じさせます。

 

 

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でも唯一残念なのが五代くんの恋敵の三鷹さんの出番がほとんどなかったり、

八神ちゃんが全く出てこないのががっかりでした。

 

また原作読みたくなったな~。

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エスパ冒険隊

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ファミコンソフトエスパ冒険隊』

 

エスパーではなくエスパ。どっちでもいいんでしょうけどなんでかは知りません。

 

知名度は多分当時遊んだ人以外はほとんど知らないでしょうね。

 

 

一言で言うとシュールなゲームです。

 

 

エスパーな少年たちが何故か魔王に捉えられそれを助けて倒すというアクションゲーム。

 

エスパーなので正直サイボーグ009のようにそれぞれ違った特殊能力を持っているかというと全くそんなことはなく彼らの能力はたった一つ

 

 

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ジャンプ力。

 

なんで?

 

理由はわかりません。

 

しかも他のメンバーにそれぞれジャンプ力に差をつけてそこでそれぞれのキャラに

個性をつけるというやっつけ感。

 

しかも攻撃はどこから出したかデカイハンマーでただ敵をかち割るという

原始攻撃のみというシュールさ。手からサイキックビームや波動など出さずただ鈍器で殴る!

 

 

よく能力バトル漫画でものを引き寄せたり何もないところからモノを出したりするアポートという能力があるがこのゲームは多分違う。

 

 

ただ跳ぶ。高く跳ぶ。このゲームを知らない人はその想像より更に跳ぶ。

 

 

もう製作者になんらかのこだわりがあるんじゃないかと勘ぐるほどに跳ぶゲームである。

 

 

しかしそれがこのゲームの一番ハマるところで他のゲームにはない独創性だと思います。

 

 

敵もディズニーのキャラのようにしゃべるハサミや掃除機といったメルヘンなやつかと思いきや魔王のビジュアルのなんとも言い難い生理的嫌悪感。

 

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高くジャンプするというシンプルなのに癖になる快感はなかなか他では味わえない。

 

エスパ冒険隊はそんなゲームです。

珍ゲーム『いっき』

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クソゲーと呼ばれるゲームは世に数あれど、この『いっき』もよくその一つに挙げられる作品である。

 

ファミコン黎明期の時代、乱発された玉石混交の中で生まれた迷作といえる。

 

 

どちらかというとクソゲーよりバカゲーに分類されることもある。

 

しかし発売から30年以上経ってもその存在感があまり色あせないところが良くも悪くもこの「いっき」の不思議な魅力なのかもしれません。

 

 

一応ストーリーみたいなものもあってアーケード版ではそれが導入されていたのを見たことがあります。

 

 

要は年貢を納めろという代官に反抗して一揆を起こす百姓という構図なんですが、まあいろいろとおかしい。

 

 

ファミコンなので当然プレイヤーは1Pか2P。つまりソロかデュオなので本来の「一揆(一つの集団)」にはならずただの暴走した百姓にしかならない。

 

 

しかもこの百姓(権べ)&(田吾)やってることがアナーキシズムに酔ってる過激な反社会派にしか見えない。

 

 

そもそも集団で生活してる村でこんな暴走したやつが出てきたら当然後々村全体にその責を負わされるのは自明の理。こいつのせいで村長もしくは親族は間違いなく処刑されるし今後の年貢の取り立てやいろんな規律も厳しくなるだろう。

 

仮に成功して敵を討っても当然その藩の役人に処罰されるし迷惑以外の何物でもない。

 

 

しかも武器が鎌でそこら中に何本も投げまくるから後に畑作業をする人間が単純に危ないわ一揆の最中に何故か敵の腰元のブスとイチャイチャするわで真面目にやれといいたくなる。

 

 

年貢の8両が払えない、もしくは代わりに米で払えと言われて払えないと切れて一揆を起こしたはずなのにステージクリアの条件が道に落ちてる小判8両を拾うことだったり、(いやもうそれで問題解決じゃん!?)挙げ句ボーナスステージおむすび空中口キャッチみたいなミニゲームやったりとやりたい放題一揆の根幹がブレブレなのに細かいことは気にするな。と言わんばかりの問答無用さ。

 

「逆にこのノリに付いてこれねぇやつはダサい」と言わんばかりのセンス。

 

 

敵も何故か大量の忍者だったり悪霊だったりいい意味でインパクト重視で「ツッコミ無粋」もしくは天才バカボンのように「これでいいのだ」という「いっき」の世界観を構築している。

 

 

ただこれだけは知りたい。

 

 

「なんで百姓一揆をゲームにしようとしたのか」

 

 

でも多分深い意味はないと思われる。それが「いっき」というゲーム。