ときめきの放課後
『ときめきの放課後~ね クイズしよ ~』
とはプレイステーション用ソフトで当時恋愛シュミレーションソフト
『ときめきメモリアル』のスピンオフ的なもので本家と同じく、3年間の間に女の子たちと仲良くなり、最後に意中のヒロインに告白されればハッピーエンドを迎える事ができる。
ただ、タイトルにあるように女の子の好感度を上げる手段がクイズしかない。
ドラえもんでのび太がもしもボックスであやとりがうまい人間に価値を持たせた世界に創り変えたようにこのゲームのときメモはすべての価値をクイズに依らせたクイズ時空になっているのである。
したがってクイズの弱い頭の悪い男などこの世界ではひたすら無価値の烙印が押される。何ヶ月も頑張ってクイズに答えて親密になっていっても一度のゲームオーバー(5回ほどのお手つき、間違い)で積木くずしのごとく関係が崩壊していく。
コンテニューも可能だが、積み上げた関係までは戻してはくれないシビアな仕様なのでかなり雑学に自信ありでないとノーコンテニュークリアは厳しい。
あんなに好意を寄せてたあの子が露骨に冷めた視線を向けるサマは一部の傾倒した性癖をもったユーザーからは好評だとか。
ただ一応の救済措置というか女の子たちはそれぞれ得意なジャンルが有り、問題がわからないときは代わりに答えてくれる助っ人機能がある。
しかしそれも絶対正解するわけではないので、助っ人回答で間違えてゲームオーバーになったあと、コンテニューしてその子に冷たくされたときに
「いや、お前のせいだろ!!!」
ともう逆にこっちの熱が冷めるため攻略する気もなくなりなかなかエンディングにいけないというもうなにをやってるのかわからないゲームでもあった。